中小企業が勝つための「弱者の経営戦略」

中小企業が勝つための「弱者の経営戦略」
今回のオンライン社長塾では、中小企業が厳しい競争環境の中で生き残り、安定した利益を生み出すための「弱者の経営戦略」について学びました。
講義で特に強調されたのは、 社長が「一位をつくる」という強い願望と、経営を学び続ける研究心を持つことです。 中小企業では、社長の考え方や行動が、社員の姿勢や会社の業績に大きな影響を与えます。
社長が「景気が悪い」「この業界では難しい」「人が足りない」と、できない理由ばかりを口にしていると、社内にも消極的な空気が広がります。一方で、難しい課題に直面したときに、まず「できる」「やれる」と考え、その方法を書き出して一つずつ試していく社長の姿勢は、社員にも前向きな影響を与えます。
もちろん、最初からすべてがうまくいくわけではありません。実行した方法が成果につながらなかったとしても、「失敗した」と考えるのではなく、「この方法ではうまくいかないことが分かった」と捉え、次の方法を試していくことが大切です。 また、強い願望や意欲は、必ずしも最初から備わっているものではないという話もありました。生活のため、家族のため、目の前の仕事に必死で取り組む中で、小さな成果を積み重ねる。その成功体験が自信となり、やがて「もっと良い会社にしたい」「次の目標に挑戦したい」という意欲につながっていきます。

強者に正面からぶつかってはいけない

戦略面で重要なのは、自分より強い会社と正面から競争しないことです。大企業や業界一位の会社と、同じ商品、同じ営業方法、同じ市場で戦えば、資金力や人員に限りのある中小企業は不利になります。
そこで、商品、地域、客層、用途、価格帯などを細かく分け、自社が勝てる小さな市場を見つけます。「この地域では一位」「この商品なら一番選ばれる」「この客層には強い」といった分野に経営資源を集中させることが、中小企業の強みづくりにつながります。
差別化を考えるときの出発点は、お客様です。「業界ではこれが普通だから」と考えるのではなく、お客様が困っていること、喜ぶこと、同業者が十分に対応していないことを探します。同業者が面倒に感じてやらないことの中に、自社が選ばれる理由が隠れている可能性があります。
感覚だけに頼る経営から一歩進み、自社に合った戦略を学びたい経営者にとって、多くの気づきが得られる内容となりました。

中小企業の経営実態に適したオンライン社長塾

オンライン社長塾は、知識を聞くだけの場ではありません。他の経営者の経験や意見にも触れながら、自社の現在地を振り返り、次に実行することを具体化する学びの場です。
「経営を感覚だけでなく、戦略的に考えたい」
「自社が勝てる市場や強みを見つけたい」
「会社を成長させたいが、何から見直せばよいか分からない」

そのような経営者の方におすすめの勉強会です。オンラインで参加できるため、忙しい方でも継続して経営を学べます。
自社の経営を見直し、次の一歩を踏み出したい方は、ぜひオンライン社長塾にご参加ください。

この記事を監修した人

経営に本当に必要なものが、ここにある

公認会計士 足立 知弘

1973年4月生まれ、熊本市出身。私立真和高校、静岡大学人文学部法学科卒業。 お菓子屋の長男として生まれ、1997年に公認会計士二次試験に合格。

監査法人での監査業務、税理士法人での税務業務を経て、いちご会計事務所を設立。 現在は法人を中心に100社以上の税務顧問を担当し、相続税や財務デューデリジェンス等の業務にも対応している。

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