多くの経営者は、業績を上げようとすると、営業件数を増やす、業務を効率化する、新しいシステムを導入するといった改善に取り組みます。もちろん、こうした工夫も大切です。しかし、どれだけ効率よく仕事をしても、商品や市場、営業地域の選び方そのものが間違っていれば、成果には限界があります。
講義では、戦略を「効果性」、戦術を「能率性」として整理しました。戦術とは、決められた仕事をより早く、より安く、より上手に行うことです。一方の戦略とは、そもそも何を売るのか、誰を顧客にするのか、どの地域で戦うのかを決めることです。つまり、戦術が「どのように戦うか」であるのに対し、戦略は「どこで戦うか」を決める役割だといえます。



















